送出し国基本情報「ミャンマーのお正月」のご紹介
ミャンマーのお正月と水掛祭り
ミャンマーのお正月について紹介します。ミャンマー暦での新年は4月になります。ミャンマー暦は月の満ち欠けで決まる為太陽暦である西暦からみると毎年異なります。そして、新年を迎えるにあたり、水を掛け合う水掛け祭り(水祭り:ティンジャン)が行われます。 1年中で最も暑い時期ですので、「水掛祭り」を行っているといわれます。
水を掛けるということには、水は涼しく、汚物を洗浄するなどの気持ちを表し、不正な行為や汚れの物事をきれいに洗って、新しい年をお迎えするという意味があります。 反対に、水をかけられなかった人はその年は病気になるとも言われていますが、パゴダに向かう老人や妊婦、お坊さんには水をかけません。
正月期間
水掛けを行うのは2014年の場合、4月13日から16日の4日間です。しかし、お休みは10日間あります。

パダウ(シンボルフラワー)
この時期にのみ開花するパダウ(Padauk)という花はミャンマーのシンボルのような黄色の花で、女性が髪につけたりしており、誠実と忠誠の象徴とも言われ、開花の期間は短いです。

元日の過ごし方
元日は17日ですので、パゴダなどでは初詣での参拝客で非常に込んでいます。その上、功徳をつむという意味で、仏像を水できれいに洗ったり、老人、祖父母、両親に洗髪してあげたり、爪を切ってあげたり、プレゼントしてあげたり、またパゴダや寺などの掃除をしたり殺される運命にある生き物を自由にしてあげたりします。

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