【週刊】 実習生_NOW

組合主催日本語能力試験の実施とスカイプ面談

2スカイプ

今年も関東地区を皮切りに当組合で毎年実施している日本語能力試験がスタートしました!
続いて来月には関東地区でBBQ大会を開催予定、そこで試験上位者の表彰式を行います。
そして次の日本語能力試験は関西地区にて来月上旬開催予定、行事が目白押しです!
ご多忙の中、日頃より企業様にもご協力をいただきながら試験に向け実習生達は日々勉強に励んでいるようです。

 

さて、先週金曜日はスカイプを使って、母国送出機関で勉強中の実習生と組合スタッフとの面談日でした。

実習実施機関が決まった実習生たちは、入国までの数ヶ月間、母国の送出機関の教育施設で日本語や日本文化、マナーなどを勉強します。
その間、各国の送出機関からは、実習生1人1人の日本語の習得状況や近況などの報告書が定期的に届きます。
それに加え、当組合では独自に送出機関で現在勉強中の実習生たちとスカイプでの面談を実施しています。

 

このスカイプ面談の最大の目的は、入国までに日本人が話す日本語を定期的に聞き会話する機会を作ることで、早い段階から日本人の話す日本語に耳を慣れさせ、学んだ日本語で会話をする楽しさや、そこでまた新たな言葉を知る楽しさを実感させながら、会話力を上げていくことですが、私たちスタッフも実際に実習生と会話をしてみないとわからない実習生の学習の理解度や応用力を確かめる目的もあります。

 

日本語習得に意欲的に取り組み、テストでよい成績がとれていても、そこに会話力が伴っていなければ、仕事においてそれらを活かすことはできませんので、実際に話せる力、話す勇気がそれ以上に求められます。

 

日本人でも話す速度や表現方法は同じようで違いますので、実習生たちはスカイプ面談で今回は組合スタッフからどんな質問や会話をされるのかとドキドキしながら待っているようです。
覚えた日本語を使って上手に会話することができるかな..?と、初めは不安と緊張の面持ちですが、回数を重ねる毎に前回より会話が出来るようになっていることを実感し、表情に自信が満ちてくる実習生が増えてきます。
日本語を覚えること、話せるようになること、簡単なことではありませんが、諦めることなく実習生活を有意義なものにできるようになってもらいたいと願っています。

3 thoughts on “組合主催日本語能力試験の実施とスカイプ面談

  1. yingmei

    習いたての言葉が通じるかどうか、試す機会があるなんていいなあ。
    自分の言葉が通じたという小さな自信の積み重ねが、言語の習得には大事なことかもしれませんね。

  2. karin

    話す機会が多いほど、上達する気がする。
    表情を見て話せるのが一番良いですね~

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