新年明けましておめでとう御座います。
今日はベトナムの正月について一つの文化を紹介したいと思います。
新年に当たり良い一年を迎える様に人々が初詣に行ったりします。ベトナムも同じですが、その他には書道町に行って法書を貰う習慣があります。昔から、東南アジアの国々は中国の文化の影響で漢字も伝わって来て、ベトナムもその影響を受けて漢字を長い期間で使われていましたが、日本語と同じ様に訓読みと音読みがあってまた漢字の使い方も多少異なりました。そして、漢字の書道も受け入れました。
「書道」はベトナムにおいて漢字で書くと「法書」というのです。最初は法書には漢字の文化で伝わって来たものです。ベトナムは17世紀から西洋の文化を受けてローマ字を伝わってきた以降、ベトナムの国語になりました。しかし、漢字は消えることなく、訓読みと音読みはローマ字にして現在まで使われています。従って、法書はルールや書き方をそのままにしてローマ字を適用しました。そこから、ベトナム的なローマ字法書が生まれました。例えば「福」という漢字はベトナム語で 「PHúC」で書いて、同じな意味で使わています。そして、法書にしてどの様なものかネットでよく見られますが、下記のリンクに参考してください。
「福」
「PHÚC」
また、自分の名前はローマ字で表記して法書も可能です。
因みにベトナムは旧暦もカレンダーも使っていますが、旧正月の方は賑やかです。ベトナムの旧正月に行く時はお寺や神社の周辺に法書をよく見かけます。どうぞお楽しみに!
ベトナムにも漢字が伝わっていたというのは初めて聞きました!
しかも書道まであるなんて。
文化伝来の歴史を感じますね。
漢字の文化があったなんて全然知りませんでした!
「PHÚC」と書かれたものは、アートみたいでなんだかちょっとおしゃれ^^
中国発祥の文化も
日本、ベトナムと伝わる国によって変質の仕方も違うのですね。
日本のお寿司がアメリカに渡り、カリフォルニアロールなどが生まれたように、
現地でのローカライズがされ、オリジナルとは違うものになった時、
外国の文化から、その国の文化に変わるのではないかな?などと思います。
ベトナムに漢字の文化はないと思っていましたが、このようなつながりがあるのですね。
機会があったら、アジアの歴史に思いを馳せて法書を見てみたいです。
ローマ字で書道!
でもリンク先の画像を見ると違和感無い感じがしますね。
不思議。